No.1185963

亀のような化石みたいなレゴ

新人さん

「明治おいしい牛乳の日」は、2002年(平成14年)4月23日に「明治おいしい牛乳」の全国発売を開始した日を、㈱明治が記念日として制定したそうだ。僕は何となく この日付に思いあたることがあり、もしやと思い調べたら 2002年は雪印乳業がコケた年だ。これは 大阪工場で製造された低脂肪乳を飲んだ人が、次々に食中毒を起こすという 前代未聞の食中毒が発生した事件で、2000年(平成12年)の6月に始まる。原因は停電により9時間以上も冷却せずに放置されて有害菌が発生してしまった脱脂乳を そのまま使用したことだった。 この事件が起きたとき すぐに公表しなかった為 事態を悪化させてしまったらしい。被害は近畿地方を中心に広範囲に及び、1万人を超えるほどの被害者数になったという。安全管理の甘さと、危機管理広報の甘さで「雪印」ブランドは信用を失ない、回復不能の “ きっかけ “ となる。さらに雪印の不祥事は続いた。2001年(平成13年)9月10日に農林水産省が「国内産の牛肉のうち BSE(狂牛病)にかかったものがあるなら食肉を買い取る」と発表したが、その時に雪印食品の関西ミートセンターが「国外産」の牛肉を「国内産牛肉」と偽装し、農林水産省に買い取り費用を請求していたのだ。この不正が内部告発によって発覚し「雪印食品」という大会社が解散されることになった。雪印は1926年(昭和元年)に近代的工場ができてから続く 北海道を代表するブランドだから、道産子の僕としては 当時ひどくショックを受けたので覚えていたのだ。事件の起きる前年1999年(平成11年)の売り上げをみると、雪印乳業が業界トップの5,431 億円で 明治乳業 4,787 億円、森永乳 業 4,312 億円だったが、事件後の2002年(平成14年)3月期は雪印乳業の売上高は大きく落ち込み、しかも雪印食品 の解散に伴う損失は約210億円、9月に募集した希望退職者への割増退職金で約100 億円などを計上したという。 この2002年(平成14年)の4月23日に「明治おいしい牛乳」が全国発売を開始したのである。僕は、明治が雪印の顧客を根こそぎ奪おうと画策したのではないかと思っている。 雪印乳業は2009年(平成21年)に、「MEGMILK(メグミルク)」の日本ミルクコミュニティと合併し「雪印メグミルク株式会社」となった。 さて、牛乳といえばカルシウムだが(カルシウムの吸収率は牛乳が約40%、骨ごと食べる小魚は33%、野菜が19%)、『カルシウムをたくさん食べすぎると心血管死や癌死が増える』という研究がある。 カルシウムの摂取量と病気の関係を調べた研究はたくさんあるが、それらの多くの論文をまとめて解析してみると驚く事実がわかってきたらしい。以下の結果は2014年(76万人)と2019年(3万人)に死亡とカルシウム摂取量を調査したものだ。一日800mg(カルシウム推奨量は成人男性で750mg(18~29歳は800mg)、成人女性で650mg(75歳以上は600mg))を超えると心血管死亡が上昇することと、カルシウムサプリの量が多くなると癌死が増えてくることが分かってきたらしい。一日のカルシウム摂取量が1000mg(牛乳なら4本分)を超えると死亡危険度が上がることは明らかなようだ。逆にカルシウムを多く摂っても転倒骨折は予防できないとはっきりわかってきたらしい。一般的な食材から摂取するならそれほど問題はないのだが、意図的に多く食べたり、サプリを多く飲むのは効果がないどころか「かえって危険である」と警告している。骨を強くしたいならカルシウムは適度にして、骨に負荷をかけることに努力したほうが良いそうだ。あやしい健康食品販売業者や 良さげなコマーシャルに騙されないように気を付けなければいけないわけだ。カルシウム不足が気になるなら、毎日コップ1~2杯づつ牛乳を飲むだけで十分だろうね。

2026-04-23 14:25:22 投稿 / 978×734ピクセル

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