【取り戻せない関係】
ある人と喧嘩をした。自分ではこっちは全く悪くないと思っている。
それでも、今後との関係にある人は必要だから仲直りを試みた。
仲直りの印にお菓子をあげてみた。
でも、ある人はいらないと言った。
仲直りに印にお土産をあげてみた。
でも、ある人はいらないと言った。
仲直りの印に甘い言葉をかけてみた。
でも、ある人は嫌そうにした。
仲直りに印に優しい言葉をかけてみた。
でも、ある人は嫌そうにした。
仲直りのつもりでと謝った。
でも、ある人は許さないと言った。
仲直りのつもりで土下座をした。
でも、ある人は何をどんなにやっても許してはくれなかった。
仲直りでやったことでも、ある人はずっと嫌そうだった。ずっとずっと嫌そうだった。
ある人は自分が近づくだけで睨み、避け、そして逃げていった。
なんで仲直りができなかったのか理解できないその人は、
今後も別の人に対しても同じことを繰り返し、最後には独りぼっちになった。
【誤っても、謝っても】
なんでか、自分の回りにいたモノ達が、次々にいなくなっていく。
最初は、自分に原因があるとは微塵にも思っていなかった。
回りに嫌なことをされたからとか、単純に技術を活かせないからだと思った。
だから、どうせ去っても1人か2人くらいだろうと考えていた。
しかし、そんな自分の予想に反して、去っていくモノは増えるばかりだった。
さすがに疑問に思ったから、去る予定のないモノに理由を尋ねてみたが、
何も教えてはくれなかった。…それでも、自分以外のミンナには、
どういうわけか事情は説明されているらしく、特に疑問に思うことはなく、
寧ろ納得した様子で去るモノ達へ贈物やお祝いを上げていた。
…自分には、何1つ知る機会を与えられなかったし、宛にされていないというのか?
何も知らないままで良くないと思い、聞くのをやめて探ってみることにした。
そうしてみたら、理由がわかった。
━━━━━ミンナ、自分が嫌いだから。
ああしてくれ、声をかけてくれ、そればかりでうんざりしたから。
大目に見てくれ、2人っきりで話してくれ。エゴだらけだから。
気持ちよくいよう、そう言っている本人が一番気持ち悪いから。
嫌がることをされたのに謝罪も反省もないから。
だったら、もう見切りをつけて去るしかないから。
去れないなら牙を剥き出しにして、反抗という名の抵抗をするしかないから。
どうせ言ったって口だけ。期待しない分、キツく出るべきだから。
それを知り、謝ろうとしたところで既に去るモノは去っている。
そして、残ったモノ達に対して、自分のせいでミンナがいなくなったと言っても、
嫌いという感情はなくならない、やられた側の中には恨みとして強く残っている。
もう、謝っても遅いし、その謝罪すら謝罪として認められない。
【腹の底の声が招いたもの】
先週後半から今週末にかけて、重要な役割を持つ職人が病に倒れた。
その際、誰が職人の代わりをするのかは議論にはならなかった。
それでも、職人の仕事をどうするのかと気にかけている者は確かにいた。
職人は休むときは、連絡は毎回言っていた。
だが、職人の仕事はどうするのかについては問われたことがなく、
気にかけていた者が口にすることによってやっと思い出したかのような様子だった。
それが約10日間の中で、何度も続いた。ぎりぎりまで待てばいいと。
そしてまた職人が休むという連絡が来た。やはり職人の仕事には全く触れていない。
そこでもやはり、気にかけていたものがそれについて口にした。
そうしたら、その全く触れていなかったものは、
「ま、こうすればいいでしょ」
…と、普段全く見ていないにも関わらず、そう言った。
それを聞いた気にかけていたものは激怒しながらある程度のやり方を説明した。
それを理由に怒っているのに、連絡したものは、
「そんなに声あげんといてよ」
「同じことを何度も言ってるからだよ」
「そんなに怒の?れることだってあるでしょ?ハラスメントだよ?」
…と、何の悪びれる様子もないどころか、そう気にかけていたものを責めた。
そして、職人がこなす仕事は気にかけていたものと主任らしい人物がこなし、
連絡したものは全く手伝わなかった。仕事自体は無事に終わったが、
何で怒っているのかを理解されず、論点をずらされ責任転嫁をされた、謝りもしない、
そもそも非があると思っていない、そして他者に寄り添うことはないと判断した気にかけていた者は、
今までその連絡した者も含めた皆に施していたことを、すべて止めた。
気にかけていた者にとっては、初めてではない。
後日、気にかけていた者に甘えていたことが判明した連絡したものは、
傲慢な奴と見做され能力も信頼も失った。
尤も、だからといって仕事を止めたとしても、快く受け入れてくれる者がいようか?
「これでハラスメントだって言うなら、私辞めます」
「私だって辞めたい!」
………だったら辞めればいいものを。このように傲慢な態度を取り、
更にマウントを取りにかかるとわかれば、
たとえ回りから冷たい目で見られ、悪い噂を広められ、
そして陰口を叩かれ続けたとしても、そこに留まり続けるしかないのだろう。
辞めるべきなのに、無事に辞めても新しい居場所でやっていける自信がないというなら、
心が壊れるまで反撃に耐えるしか、道は残されていない。
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今回は、以前のものより暗さが増しています。(死)